疾風side
ガヤガヤと教室はうるさい。
でも、俺はただボーとして椅子に座ってた。
「なぁなぁ!『双姫』が現れたって!」
「マヂか!?」
「しかも二人!!」
「は?『双姫』が二人!?」
そんな会話が耳に入ってきた。
ついに情報が流れたんだ。
俺は蒼翔さん…『双姫』の事が
心配で居ても立ってもいられなかった。
" 理事長を頼ると良い。"
蒼翔さん、いや…『双姫』が言うなら
余程信頼しているんだろう。
自分が知っている事を全て話して
力になって貰おうと理事長室へ走った。
「失礼しますッ!!!!!」
あ、ノックすんの忘れた…。



