『うわ〜…デカッ!!』


「ようこそ、『双覇』の倉庫へ!」


『てか、なんで俺らだけ
遅れて来なきゃ駄目だったんだ?』


「それは中が汚いから掃除してるんだよ!
今頃ワーワー言いながらモップかけてる!」


『…え、そんな汚いのか?』


「まーまー!良いから行こ!!」


グイグイと類に押され倉庫に入る。
でも、そこは真っ暗だった。


『類?なんで暗いんだ??』


「んー?せぇーの!!!」


類の言葉と同時に明かりが付き、


「「「「「蒼翔(さん)ようこそー!!」」」」」


パァン!!


『おわぁ!?』


クラッカー音に驚き一歩引いてしまった。


「蒼翔!驚いたぁ〜??」


「サプライズ成功だぁーー!」


「今日は蒼翔さんの歓迎会です。」


『…歓迎会??』


「類の発案だ。
俺は倉庫に来ないと思ったが来たな。」


「蒼翔、喜んでくれた…?」


『…喜び通り過ぎてビックリしてる。』


「良かった!ほら、料理も用意したんだよ!
下っ端達も居るけど良い奴らだから!!」


『あ、疾風。アイツは知ってる。
屋上で少し話したんだ。』


本当はその前に会ってんだけどね。
そして、口止めしましたけども(笑)