「え…その目……。」
『誰だか分かったぁ〜?』
白い仮面を被っている時の
『双姫』の口調に変えた。
「まさか…『双姫』!?」
あー驚いてる驚いてる。
まぁ、そうだよね。女なのに男装してんだもん。
『そうだ、お前に頼みたい事がある。』
こんな格好で
あの口調はキモいから『神崎 蒼翔』に戻る。
『俺が昨日、お前を『蛇蝎』から助けた事と
『双姫』が現れた事を
ヤツらが情報を流すまで
『神龍』と『双覇』に話さないで欲しい。』
「…理由を聞いても良いですか……?」
『話さないと約束出来るならな。』
「…分かりました。
総長には上手く誤魔化しておきます。」
『ありがとう。
理由は俺が『東条』を恨んでいるからだ。
ずっと、ずっと探していたんだ。
そしてやっと見つけた。
それを邪魔されてたまるか。
…いずれ情報が流れるのは分かってる。
だが、それまで知られたくないんだ。』
「どうしてですか?
『神龍』と『双覇』の力を借りれば!」
『それじゃあ意味無いんだ。
俺一人で殺らなきゃ意味無いんだよ。』
「そんな…。
そんな事したら幾ら『双姫』でも…!!」
『俺は…復讐を遂げればそれで良いんだよ。』
それで私が死ぬ事になっても。



