神龍side
「なぁ…蒼翔と類は何やってんだ?」
その言葉に俺達『神龍』も視線を移す。
そこにはあの人嫌いな朱音が
類を抱き締めていた。
朱音がどういう気持ちで
アイツを抱き締めてるかは分からないが
俺は朱音が
家族、『神龍』以外に触れた所を見た事が無い。
少し寂しさを感じたが
それ以上に喜びの方が大きいな。
でも、あれは近過ぎだ!!!
「紘!紘!!上手くいったね!」
実基が珍しく興奮気味に俺の腕を叩く。
い、痛いです実基…。
女でも幹部なんですからそこんとこ忘れないで。
「予想以上に打ち解けたようですね…。」
「あっれぇ〜?
舜、もしかして寂しいのぉ〜??」
「黙って貰えませんか?芦基。
それとも黙らせてあげましょうか(黒笑)」
「え、遠慮しまぁーす!!」
「でも、あの朱音がなぁ…。
嬉しいやら寂しいやら??
あー…なんだか複雑な心境だ。」
慧も俺と同じ事を思ってたようだ。



