「着いたよ。蒼翔、本当に大丈夫…?」
『心配すんなよ、類。
お前の腕にヒビ入れたクソ兄貴を
今からボコボコにしてやるからな?
燐達にも痣つけやがって…。
玲はプライド傷付けられて…。
いっそ半殺しにするか。そうしよう。』
「そ、そこまでしなくて良いよ!」
『俺も弁当忘れてイラついてるから
上手く加減出来っかな〜?』
それは完全に
逆恨みじゃない(ですか)のか? by 双覇
ポキポキと腕の関節を鳴らし、
軽く準備運動をしていると
「……………な……。
てか、この卵焼きうまっ!
やっぱ母さんの弁当は世界一だな!」
扉越しでも紘にぃの声が聞こえた。
母さんの弁当は世界一……?
やっぱ食ってやがる。
私は忘れて食べれなかったのに
紘にぃは食べてる!!
我慢出来ず扉を蹴破った。



