私は紘にぃをどうシメるか考えながら
屋上に続く階段をゆっくり上っている。
「ねぇ、蒼翔。本当に行くの……?」
『あぁ、紘にぃシメる為にな。』
紘にぃは痣が出来る程の力で殴ってる。
しかも類はヒビ入っててまだ治ってない。
なら、それ相応の痣を作ってあげなきゃ。
「幾らお兄さんでも危険じゃないんですか……?」
『大丈夫。兄貴より俺のが強いから。』
「「「「「…は?」」」」」
ヤバッ…つい口が滑って…怪しまれるかな?
『えっと…。
兄貴は俺に甘いから隙だらけになるんだ。
だから、そこを突けば勝てる。』
「そ〜なんだ!?
弟に甘いって凄い仲が良いんだね!!」
『ま、まぁな。』
あ、危なかった…。



