「あー…大丈夫だよ!?ほら、元気元気!!」
「俺も。」
確か玲は無傷だったね。なら良し。
「私も大丈夫です。」
口を揃えて「大丈夫」と言い張る燐と李樹。
そんな中で
「んだよお前ら。
学校じゃ「痛てぇ痛てぇ」つってたじゃねぇか。」
……うん、空気読めないタイプだね?
流石は愁斗。
皆、ため息してる。
「お前も合わせろよ!」って思ってんだろね(笑)
「そこは黙っとけよ…格好つかねぇだろ。」
無傷なのにショック受けてるのは
総長としてのプライドが傷付いたからか。
『なら愁斗の言った事は本当なんだな?』
「……あ…。」
「玲…貴方もですか……。」
「玲~!バラしたら駄目じゃん!!」
『類は痣が出来てた。お前らは?』
李樹と燐、愁斗に視線を送る。
「「出来てな…「くっきりだぜぇ~?」」」
間違いなく
李樹と燐は「出来てない」って言おうとしたな。
愁斗はうん…。
嘘をつけないんじゃなくてつく気が無いんだな。



