「見つけましたよ・・・レベル3」

一人の少女に男性がナイフで勢いよく斬りかかる

「ッ・・・!!」

少女は男性に背中を向け避けていたせいで横腹に深く斬られ、少女の横腹から鮮血がほとばしる

「レベル3家族も所詮は雑魚か・・・」

男性は冷たい目で、少女を見る

「貴方が、私の家族を・・・?」

少女の表情は豹変し、目は赤く血走っていた

「えぇ、そう命令がくだりましたからね
 だけど予想外でしたよ」

「・・・?」

「レベル3、小柴彩香。
 自分が化け物だときずかずに普通の人間と何一つ変わらない『日常』を過ごしてたの
 ですからね。」

彩香サイド

「私が、化け物・・・?」

私が?化け物?
ぅそだぁ・・・嘘だぁぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛

「信じられませんよね、
 まぁそれが普通ですよ」

「なんでそんなに、平然としていられるの・・・?」

化け物が目の前に居るのに、なんでなの?

「それはですね
 貴方達化け物を殺す、それが僕の仕事だからですよ」

仕事?命を奪うのが仕事なの・・・?

「だとしたら!!あんた等人間全員!!狂ってる!!!!」

「狂ってる?
 どの口がいってるんですか?」

額にナイフを突きつけられる。
死ぬ
---そう、思った次の瞬間だった