私、澤島めぐ(さわしまめぐ)が彼、石島優樹(いしじまゆうき)と出会ったのは小学校だったと思う。ただ私は彼の存在など気にもとめていなかった。

彼は小学校の頃から不登校だったらしい。


中学校に上がっても私と彼の接点はなかった。
ただ、噂で彼はヤンキーになったと聞いた。
わたし自身もどちらかというと夜遊びはしてたし飲酒もしてればそういうヤンキー絡みもある真面目な方ではなかったが特に興味はなかった。


高校へ上がって人見知りな私は何もかもが上手くいかず、むしゃくしゃしてて中学校の頃よりも道を踏み外してしまった。

小学校の頃からの付き合いの親友、吉川美優(よしかわみゆ)と一緒に喫煙を始め飲酒の量も多くなった。


ある日、私と美優は缶チューハイをのんで公園で話していた。