あの頃のわたしは、まるで絵本の世界のように

白馬に乗った素敵な王子様が

いつかわたしを迎えに来てくれる

本気でそんなことを信じていた


あれから十年以上も経った今

少し大人になったわたしは

そんなこと現実には起こらない

気づき始めているけれど___


やっぱり、まだちょっとだけ夢見てる

恥ずかしくて誰にも言えないけれど

わたしの王子様に

いつか出会える日を…