私は諦めない。

やっとついたぁ・・・


「みんないるね!じゃ、浜松さんと安間君が5組、福屋君と藤咲さんが4組の中にいて、1年生が来たらお世話してあげて!後、入学式にも出てもらうからよろしくね!」


福屋君・・・。こいつって、去年学級委員もしてて、スポーツ結構できて、顔も結構いい子だよね・・・って、私なに思って・・・


「藤咲さんだよね。よろしく〜」


「あ、うん。よろしく〜」


なんだこれはっ!もっとしっかりしろ莉緒!w


「あ、福屋君って、前同じクラスだったよね〜・・って、福屋春樹(はるき)・・・?」


「そ〜だったね〜。うん。それ俺の弟。」


「え、福屋君って弟いたの?!私も、隣の3組に弟いるんだよね〜」


「ほ〜」


・・・。なんだこの会話。







「あぁ!それそっちじゃないって!も〜」


「え、こっちだろ!つかあんたも間違ってるし」


「間違ってないし〜!」


人のことあんたって・・・お前じゃないところがきもい・・・お前のほーがまだいいわ・・・








はぁ。やっと終わった。あ、福屋君って子と仲良くなれたかなー。なんとなく。


私は1人で下校しながら、福屋君のことを色々考えていたよーなきがする。