「―――――――生徒会長。佐々木 秋。」


先生のかしこまった声がマイクによって体育館に響き渡る。



「...はい。」


高くはなくて低すぎなくて
聞いてると落ち着くような声が...。


だんだんと歩く音がする。

みんなの前に立ったのは生徒会長?らしい人。




そう、それは―――。







紛れもないあの校門であったあの人。