妄想ガールと運命の王子様





『春川さん、好きだよ。』





そう言ってあたしの腕を





グイッと引っ張って引き寄せて、





『俺と付き合って?』






耳もとで囁くようにそう言われた。





顔を真っ赤にしながら





「はい!お願いします!」





と言ったあたしに





『もうお前は俺のものだ。』





と顔を近づけ、キスをした。