――ただいま夕飯中。


玲君はにこにこしながら夕飯を食べている。


キャラ変わりすぎ…


「ごちそーさま。」


私は食べ終わると行こうとする。


すると


「雪乃、お風呂玲君一番に入れさせてあげて?」


お母さんは笑って言う。


「は、はい?」


「玲君疲れてるだろうから。」


は、はぁ?



私も疲れたのに!!


「はいはい。」


私はそう言うとちらっと玲君を見る。


玲君を見るとにやっと笑ってた。


………うっ………


なんて男!?


お母さん味方につけてー。







――翌日……。




「で?合コンの成果は出た?」


学校に行くと香奈ちゃんが私に聞く。



「成果……?」




本気とか言われたけど…


私……


玲君がすごく苦手だし…


「玲、やっぱり来たでしょ?」


香奈ちゃんはにやっと笑って聞く。


「来たけど…」


「あれからどうなった?」



「…………。」


告られたって言うのかな…あれは…


でも私………



すると



―――ヒラッ



…………!!!


玲君が来ていきなりスカートをめくってきた。



「なんだよ、スパッツかよ。」


玲君は残念そうに言う。


「さ、最低っ…」


私は玲君を見つめ言う。


「なんだと?」



「す、スカートめくりなんて幼稚園児!?」


「いいだろうが。」


「やだよ!もうめくっちゃだめ!」


「やだよ。」


玲君が言うと私は逃げる。


「あ、おい!待て雪乃!」


「やーだ!!」



私はまた玲君に追いかけ回される。



こんな私達がカップルになるなんて



やっぱりありえない!!




絶対ないよー!

こんな人が彼氏になるとか。