玲君にドキドキする。

それがなぜか私はわからない。

玲君が離れると玲君の後ろ姿を見つめる。


玲君と

キス…しちゃったんだよね。


思い出すだけで顔が熱くなる。

初めてのキスだったのにな。

ドキドキだよ、玲君といると。


すると


「雪乃ちゃん!」

……あ……

クラスの女子が私を呼ぶ。

なんだろ。


「何?」


私はその子の元へ。


すると


「隣のクラスの中村君が雪乃ちゃんに用だって!」


「へ?」


その子が言うと私はドアの方を見る。


隣のクラスの中村君は隣のクラスで人気な男子らしい。


私は話した事ないけど…



私は彼の元へ。


なんだろ。


すると


「俺、雪乃ちゃんが好きです!俺と付き合って下さい!」


は、はい!?


いきなりですか?


こんなちびっ子で幼い私に告白!?


初めて私は告白された。


「あ、あの…」


「試しでもいいんで俺と付き合って下さい。」


……え……


クラスのみんなが私達に注目してるみたいだ。


ざわめいてる…。


「えっと…」


初めて告白されたから反応が…


すると


――グイッ。


―――!?



「俺のだから。さっさと消えろバーカ。」


玲君は私を自分の方に引き寄せ彼に言う。


れ、玲君!?


彼は私達を見るとその場を去った。


お、俺の!?


玲君…いきなり…


彼が行くと私は慌てて玲君から離れる。


れ、玲君!?


「助けてやったんだから感謝しろよ。」


玲君は私に言う。


「い、いきなり…」


あんな事…


すると


「雪乃ちゃんと玲君って付き合ってるの!?」


「いつから付き合ってんの!?」


クラスのみんなが騒ぎ出す。


もうー。


すると


「俺の女だから手出すなよ?」


玲君はみんなににっこりと笑って言った。


玲君ー!?