「どうしょ…部活。私あんまりスポーツ得意じゃないんだよなぁ~。」
私は、壁に張られていた部活募集の紙を見て悩んでいた。
介は、どうするんだろう!?
って、何私!?あいつの事なんてどうでも良いじゃんか。
と、思ったらすぐ前に介がいた。
「おい!」
キャー!学校では話しかけないでって言ったのに何で話しかけてくるのよー!
「な、何…。」
「はぁ、お前部活はいんの?」
何その溜め息?私の方が大変なんだからね!?
あんたと仲良くしてる所見られたら、他の女の子を敵に回してる用なものなんだからね!!
「まだ、決めてないそっちは!?」
でも、こんな話なだったら…別に、大丈夫 だよね…!?
「バスケ部に決まってんだろ?ここ、強いらしいから楽しみだわ。」
やっぱり。約束はどうにしろ…バスケ部って言ってくれた事に私は、何だか嬉しかった!
「うん!!さっきのキャプテンさん凄かったよね!?何か、本当に全力何だってって伝わってくる!!」
バスケ部かぁ~。何か凄いな。
「まぁ、今年は優勝するけどな!?」
何か、凄い自信満々で言ってきた。
そんな、未来の事なんて分かるわけないじゃんか!
「何でそんな事分かるのよー!?」
「俺が、優勝への道に連れてってやるからだよ。」
はぁ~。何その言い方!!!絶対、介じゃベンチにだって選ばれないよーだ!あんな強そうな人達が入るんだか!絶対に無理に決まってる…
と、思ったのに
「…。頑張ってね!」
自分でも驚いた。まさかこんな事を言ってしまうなんて思わなかった。
「ありがと…。後さ、お前暇だろ!?だから、俺がさっきバスケ部のマネージャー募集の紙を貰っておいてやったぞ」
別に、暇人じゃないし!勝手に決めないでよ!しかも、偉そうに。
「わざわざありがとうございますー。」

キンーコーカンーコー
キンーコーカンーコー。
お昼の
チャイムがなった。
「あ、。あ、私友達と待ち合わせしてるから行くね!」
後、早くここから立ち去らないと他の生徒達が来ちゃう!!!
「何、焦ってんだよバーカ」
「う、うるさいっ!」
もう、絶対わざとだー!分かっててこんな長話させたんだ!本当に最悪。