初恋、メロンパン

キーンコーンカーンコーン






1時限目の終わりのチャイムが化学室に鳴り響く。




授業が終わったと同時に薫子が飛びついてきた。



「結衣ちゃ〜ん!
一緒に帰ろ〜!!」




「うんっ!」






そっか…

行きは一緒に移動出来なかったからな…

ちょっと悪い事したかもな…





「ごめんね…」




「えっ!?」




「いやぁ、行きは一緒に行けなかったからさ…」




「ううん、全然大丈夫!!
結衣の事応援してるもん!」





「ありがとう〜
かおるん大好き!!」




「もう結衣ちゃん恥ずかしいよ〜」




「エヘヘ〜」



なんだか私も恥ずかしくなって薫子に飛びつく。





薫子はみんなに優しくて勉強もできるし、学級委員長だし。


私なんかと大違い。



なのにバカな私と一緒に居てくれるなんて…



ありがとう、薫子!

これからもよろしくね!