初恋、メロンパン

「遼ちゃん?どうしたの?」









遼ちゃんが座っていたイスの向かえにそっとしゃがみこむ。




そしてできるだけ優しい口調で話しかけた。







「俺、さ 芽衣子にフラれちゃったよ。








「えっ…?」






また、思わず声が漏れた。



遼ちゃん付き合ってる子いたんだ…


それに女バスの後輩 芽衣子-メイコ だったんだ。





胸が何故かギュッと苦しくなった。




だけど今の私は遼ちゃんの相談相手。



胸の苦しみを抑えて遼ちゃんに尋ねた。






「なん、で フラれちゃったの…?」








私の声はかすかなつぶやきのように小さな声だった。




だけど遼ちゃんの耳には確かに届いていた。