付き合いが長くなってもミオの浮気癖は治らなかった。 私が許す度に、ミオの部屋に私への愛の言葉が増えてゆく。 ミオが謝る度に、私の孤独は増え腕の傷が癒えることはなかった。 こんなに愛されているはずなのに、恐ろしいほど愛に飢えていた。 だから私は人間を弄んで、その寂しさを誤魔化していた。 ミオ以外の人間の前では私が嬢王様でなければ気が済まない。 私の言うことは絶対だし、逆らうことは許さない。 ミオは私がそんなことをしているのを知っていたのだけど、何も触れてこなかった。