私はあの家に帰るのが恐ろしくなり、寄り付かなくなった。
それから一ヶ月ほどたった頃、私は一人でコンビニで買い物をして、溜まり場に行く途中だった。
なにも気づかなかった。
車が私の隣にさっと止まり窓が開くと、あの男がいた。
私はその瞬間、全身が強張り息が荒くなる。
強張った足を無理やり動かし、走った。
息も切れて、体は重いのにさっきの場所から全然進んでない。
簡単に追いつかれ、車の中で犯された。
リョウマくんの家に行き、直ぐにお風呂に入った。
自分を傷つけたくて、どうしようもない衝動に駆られる。
悔しくて、悔しくて、仕方なかった。
どうして直ぐに逃げなかったんだ。
足っ!!
なんで大事な時に言う事を聞いてくれないの!
私は、脱衣所にあった金具のハンガーで、太ももを思いっきり引っ掻いた。
点々と血が滲む。
気持ちいい。
私は痛みを感じると、自分を傷つけると、気持ちが落ち着けた。

