私は、キチガイのように身体を洗った。 全身真っ赤になり、所々血が滲んだ。 痛いと感じるまで洗うと少しスッキリした。 その日から、その事を思い出すたびに腕を掻きむしった。 気が狂ったように。 奈美だけに、その事を打ち明けた。 奈美は、なにも言わなかった。 頷きながら、聞いてくれた。