妖しの姫と天才剣士




「そ〜れ、にっ。僕にはまだやり残してることたっくさんあるし。

死ねる訳ないでしょ」



コツンと額を合わせて笑う。どうしてだろう。


いつもだったら安らぎが貰えるのに。


今日は何故か私の胸の奥に潜んだ恐怖がくすぐられてしかたない。



「土方さんに邪魔されて出来なかったし」



ぽつりと呟かれた言葉に顔が赤くなる。


え、っと……。



「約束。この件が済んだら僕の物になってね」



至近距離で見つめられ、目を逸らす事さえ出来ない。


つい言っちゃったけど、それって相当ヤバい事だったりする?


なんか総司の瞳に妖しい光が灯ってる気がするんですけど⁉︎


気のせい⁉︎ いや、気のせいじゃないよね⁉︎


怖っ!


…………でも。