妖しの姫と天才剣士




土方さんの部屋に着くまで。


私は隊の皆から変な目で見られた。


二度見されたりボソボソ何か言ってるのも聞こえる。


何ですか、って聞いてやりたい気もするけどそんな事できない。


理由なんて分かりきってるし。


存在感大きすぎる四人が後ろに居ればそりゃ気にもなりますよ!


袴を着崩して、長い黒髪に浅黒い肌の目立つ雷狼さん。


水の波紋のようなものが描かれた着物を着る美女の斉藤さんの狐さん。


町人のように動きやすい格好をして、高い位置で髪を結んだ風鬼さん。


上下黒の袴に口元を覆った山崎さんの梟さん。えっと影梟さんだっけ。


皆顔立ち整ってるし、妖特有の気配があるから人目を引きやすいんだよね。