妖しの姫と天才剣士




「…………はぁ?」



あまりにもあっけらかんに言い過ぎて土方さんでも口をあんぐり。


こんだけ、感情の無いような告白なんて聞いた事もない。


鬼の副長だって顔なしじゃないか。



「だって〜。僕は君を追い込む為だったら何でもしちゃうよ?」

「これを仕掛けたのもそう、なの」

「もっちろーん。上の方は君の生存を求めてるけど僕そんなこと気にしないし〜?」



ああ、そう。


私の生命は二の次。あんたらが求めてるのは血だけ。


結局、私は肉の塊でしか無いわけ。


あんた達にとって。





今までに感じた事のない位、熱が冷めていく。


私の存在なんて所詮そんなものな訳ね。


あんたらは私の意思を、心を無いものだと扱う。