蓮の華



昼休みが終わると希輝さんは用事があると言って屋上を後にした。



「壱、授業行かないの?」


「俺は寝るよ」


珍しく眠そうにしてる。


いつもは寝るなんて一言も言わないのに。


「そっかー」


「蓮は行けよ?」


「あたしも寝る」


少し離れて自分も寝転がった。

中学で染めた壱と同じ銀色の髪。

ピアスも何個か開けた。


「寝れそー?」


「うん」


家とは違ってなんだか安心できた。