朝食を食べ終わって、食後のコーヒーを飲みながら、公生くんが「いつから好きなわけ?」と聞いてきた。
「いつからって何が?」
本当はわかっているけど、からかって。
「何って……そりゃ、決まってんだろ?」
「決まってないよー。何? 言ってくれなきゃわかんない」
「だから、その……い、いつから俺のこと好きなわけ?」
照れてる公生くん、やっぱり可愛いなー。
「さっきも言ったけど、自転車倒したの直してもらった時からだよ? 覚えてないよねー、1年生の時だったから」
そう、あの日。私は公生くんに一目惚れしてから、今の今までずっと好きなのだ。
「ああ、覚えてるよ、もちろん」
意外な答えに私は危うくコーヒーを噴き出しそうになった。



