すると、公生くんは更に積極的になって、私をギュッと抱き寄せた。 「こ、公生くん?」 ほ、本当に公生くんなのか、わからないほど、今日の公生くんはどこか変で……。 いや、嬉しいよ。 嬉しいさ! 嬉しいけど、なんだか、公生くんらしくないというか、何というか……。 「優衣……」 「え? な、何?」