side、優美



女達と私の言い合いはどれだけ続いているのだろう。




「…っ。あんた達のが弱いでしょ？新が居ないとき狙って私を捕まえて…。」


「あたしらーが仕組んだんじゃねーよ。」


「保健の春沢だっ……」
「ばかっ。それ言うなよっ。」


「…へー。春沢先生もなんだぁ。」



…。新と春沢先生 なかいいのに…、 でも、やっぱり ……



「誰がかかわってよーと、私と新は別れないもんっ。」


「…っ。何回言ったらわかんだよっ。むかつくなっ。」





ぐいっ。

私は顔を持ち上げられて………思いっきり鏡で殴られた。



「きゃっ……。」



意識が遠のいていく。