ダサい兄貴がいる友達と仲良くなる話


やっぱり聞かずにはいられないよね…


「あの、あたしは小夜ちゃんの、クラスメイトの新谷美雨と言います。

あなたは…?」


小夜ちゃんには、ご両親とお兄さんしかいなかったはず。



親戚?


友達?



ソファに座ってテレビを見てるイケメンに尋ねた。


「え…?

美雨、オレのことわかんないんだ?!」



えっ?!


あたしの知ってる人なの?



…いやいや!

こんなイケメン知らないから!

知ってたら忘れるわけないからね!



でも、あの目元…


この声…


どこかで…?


首をひねりながら、考えていると



「まぁ、いいよ!

オレ、怪しい人じゃないし」



いやいや、イケメンとはいえ十分怪しいから!


「美雨、早く小夜に持って行ってやれよ。
それから、オレのメシ!早く!」




そーだ!

小夜ちゃんに雑炊を作ってたんだ!


慌てて中断していた、雑炊を作り出した

小夜ちゃん、待っててね!