布団を肩までかけ、小夜ちゃんのおでこを触るとすごく熱い!
「小夜ちゃん、何度あるの?」
近くにあった体温計を朦朧としている小夜ちゃんのワキに挟み込んだ。
ピピッ!
軽快な音が響き、出た数字は『39.2℃』
「こんなに高いの?!」
「昨日、病院行ったから…
大丈夫だから…」
枕元には薬の袋があった。
「小夜ちゃん、昼の薬は飲んだ?」
「まだ…」
「昼ご飯は?」
「まだ…」
「誰もいないんだよね?
何か作ろうか?
あたし、キッチン使って大丈夫かなぁ?」
「大丈夫…
冷蔵庫のもの適当に使って大丈夫だから…」
質問攻めのあたしに、辛そうに小さな声で答える。

