次の日から、あたしたちは話さなくなった。 席にポツンと座るだけの生活。 ふと、進藤さんを見るとあたしと同じ。 進藤さんは、全然寂しそうに感じない。 むしろ、一人を楽しんでいるようだった。 それを見ていると、あたしも一人を楽しんでみようって思ったんだ。