「そのためだよ。先輩をマネージャーにしたのは。」 振り返ると、真っ直ぐな視線を向ける小松くん。 「へ?」 「先輩が、一応、美人で人気があるから…。」 一応は、余分だけど、美人と言ったな?アイツ!!! なんだか気分上々! 「だからさ、この後俺とデートしてよ。」 …………はぁ? 「あり得ない。」 「俺のこと知りたいんじゃないの?」 「…ぐっ。」 「じゃあ、決定ね。」 バシっと、手を握られると、あの猛獣達のいる場所に繋がるドアの取っ手に小松君は手をかけたのだった。