ストロベリーキャンドル






「え?」




久住くんが固まった




「じゃ、だれが?」




「里中先生」




「里中先生と、2人きりだったの?」




「そうだけど、」




明らかに久住くんの様子がさっきまでと違った




まとってる空気が冷たい。




ーバシッ。




え、




「なんでそんなことするの」




わたしはほほを久住くんに叩かれた




久住くんの顔は怒っている




「先生といえど、男だよ?なんで男と2人で一緒にいるの?」