「なに?どうしたの?」
先生が優しい声で話す
なんでいまその声…
「なんでも、ありません。」
ふぅ、と先生は息をはいて
「この前いったよね?勉強以外のことも話していいよって
白木さんはちゃんと意味を分かって頷いてくれたと思ったんだけど?」
たしかにその言葉の意味は理解していた
…悩みがあったらいつでも聞く
そういう意味だってことも…
「くすっ。そんなに昨日悩んだの?」
先生は手を伸ばしてわたしの目元を親指でなぞった
「少しくまできてるよ、そんなに俺のことで悩んでた?」
今度はわたしのほほに手を添えた
たぶんわたし顔…赤いかも…
「違います…!!ってか、先生キャラ変わりすぎ」
