「そうだよね〜さっき測ったら39度だったもんな」
39度…そんなに高かったんだ
「あっ!測ったのは保険の先生だぞ!決して俺ではないからな!!」
…ふっ
「そんなに必死に否定しなくても…わかってますよ」
「あ…そ、そうだよね」
あははと笑う
「ご両親に電話したんだけど連絡つかないから、俺が送っていくのでいいかな?」
「…」
一瞬歩いて帰れると言おうとしたけど途中で倒れる自信があったからやめた
「…お願い、します」
「よし!かばんは持ってきたから、大丈夫そうだったら行こっか」
「…はい」
わたしは起き上がりベッドを降りて歩こうとしたとき
「ちょ、ちょっと待って!!」
先生に止められた
