ストロベリーキャンドル






「はい、これ使って」




奥から持ってきたタオルをくれた




「ありがとうございます」




タオルを受け取り髪をふいた




「コーヒーしかないけどいいかな、」




「はい」




先生はコーヒーメーカーでコーヒーを淹れる




「ビーカーとかじゃないんですね」




わたしはその光景をみて純粋に気になったことを口にした




「え?…ああ、研究所とかではビーカーで淹れてる人いるねー
でも俺はあんまり好きじゃないんだよねーやっぱちょっと気持ち悪いじゃん?」




…ん?




「砂糖とかミルクとかいる?」




「…いえ、ブラックで大丈夫です」



何かに気になったがコーヒーを渡されたので素直に受け取った