ーキーンコーンカーンコーン。
3時間目の始まるチャイムが鳴った
わたしはやっと水滴が止まってトイレから出ることができた
「あっ!!」
聞こえてきた声の方を向くと
「…はぁ」
わたしをこんなことに巻き込んだ張本人がいた
「なんでこのタイミング…」
わたしが呆れているとわたしの様子に気づいたのか近づいてきて
「白木さん!大丈夫?!こんなに水浸しなって!!」
と自分が着ていた白衣をわたしの肩にかけた
「結構です、」
わたしは白衣を返そうとすると
「いや、ごめん。透けてるから…着てて」
先生にいわれて服を見ているとワイシャツが体にぴったりくっついていてブラが透けていた
「あー…。じゃ借りときます」
うん、その方がいいといい先生は目をそらす
