「ふんっ、あのさ何が気にくわないか知らないけど周りをバカにするのいい加減やめたら?」
わたしはリーダー格の子を見た
「頭がいいのがそんなにえらいの?かわいいのがそんなに自慢?何考えてるか知らないけど高嶺の花でいるのそろそろやめたら?」
わたしは目をそらした
「別に、わたしは自分が偉いとか一度も思ったことないけど」
「は?」
「先生のことだって別に興味ないし、あんたたちの恋愛を邪魔する気もない。ってか、関わりたくもない」
明らかにイラついたのか、ちっと舌打ちした
「ふざけんのもいいかげんに…」
「ふざけてないし、大真面目だよ。こんなことにわたしを巻き込むのやめてくれない?」
わたしが軽く睨むと…
