あれからなんとなく先生と会うのが気まずくなり、先生の授業はサボるようになっていた
まーもともと記憶力がいいから教科書読めばすぐ覚えるし理解するから授業にあまりでなくていいんだけど…
こんなときだけは頭が良くてよかったと思う
そんなことが続いていたある日、何の変化もなかった毎日が変わり始めるーーー。
「…なにこれ」
いつものように学校にきたわたしは目の前の状況が分からなかった
わたしの靴箱からあふれるほどのゴミが入れられていた
それを呆然と見ている
でもいつものように気にせずゴミをその辺に捨て、靴を履きかえた
靴には何もされていなかった
わたしはそのまま教室に向かった
ーガラッ。
教室のドアを開け、中に入るとわいわい騒いでいた声が静かになった
そしてわたしが自分の席に歩いているとこそこそと話し声が聞こえてきた