ストロベリーキャンドル






「別に、それはどーでもいいんですけど…」




「え?」




不思議そうな顔で見てきた




「他の子だったらたしかに嫌だろうけど、わたしはそんなの気にしないんで…」




「もしかして君も…「別にわたしは先生のこと何とも思ってません。」




そこはきっぱり拒否っとく




「そ、そっか」




先生は苦笑いで目をそらし違う方を見る




その横顔をみてわたしは気づいた




この人…




「なんでこんなことになってるのかな〜」




先生は小さく呟いた




「僕、こんなにモテる人じゃなかったはずなんだけど…」




「この年の女の子って年上が気になるからじゃないですか?」




下を向いて素っ気なく答えた