…そっか。
やっと気づいたよ…
「…お父さんも、あの人と一緒じゃん」
「空…?」
わたしは自分の部屋まで走った
「空っ!!」
後ろからお父さんの声が聞こえたけど振り向かなかった
今まで信じてきたものがなくなっていくような感じがした
今まで、あの人に何をいわれてもお父さんのためだって我慢してきていたのが崩れた
この家にわたしが信じられるものは何も無い
今まで必死に勉強してきたのも無意味になってしまった
…どこで間違えたんだろ
あの人と再婚したこと?
わたしがお父さんに心配かけたくなくて何も話さなかったこと?
いや、違う。
わたしが誰かを信じようとしてしまったからだ
お父さんを最後まで信じ続けたわたしが悪いんだ…
