その日は時間が経つのがあっという間だった
「あら、もう夕方ね。早いわ〜」
「わたし、そろそろ帰ります」
「あら〜夜ご飯でも食べていけばいいのに」
「そうだよ〜!ママのご飯すごく美味しいよ?」
「でも、家の人が心配するので…」
「…そうね。また遊びにいらっちゃい」
「はい。ありがとうございます」
3人はわたしを玄関まで見送りに来てくれた
「おじゃましました」
「またいつでも来てちょうだいね!」
「空ちゃん!また明日ね〜」
わたしはドアを開けようとして振り返った
「あの…」
わたしはおじさんにいった
「今度、わたしが生まれたときのこと教えてください」
おじさんは驚いた顔をしていたけどすぐに笑って
「もちろん」
といってくれた
