ストロベリーキャンドル





次の日、学校帰りに近所に住む同級生の十夜の家に遊びに行った




十夜とは小学校で出会った




家が近いこともありすぐに仲良くなった




「ただいま〜」




「おじゃまします」




「あらあら!いらっしゃい空ちゃん」




十夜のお母さんはとても優しそうだった




…この人も怒ったりするのかな。




わたしは他人の顔色をうかがうのが癖になっていた




この人は今どんな感情なのか、少しでも怒ってるようなら近づかないようにしていた




「ゆっくりしていってね」




この人は大丈夫そうだ




「はい」




「空ちゃん!今日ね、パパがいるんだよ!」




十夜はわたしの手を握って走り出した




リビングに行くとソファに座っている男の人がいた