そして付き合って半年。
母のお腹の中に赤ちゃんがいることが分かった
それを知った父はすぐに
「結婚しよう」
といった
「この子と3人で暮らそう」
父は母のお腹を触っていった
「…この子、産んでいいの?」
「当たり前だよ、その子は俺たちの子なんだから」
「…ありがと、」
母は嬉しくて涙を流した
それから父は母の両親に挨拶にいった
でも母は有名な名家の一人娘だったからなかなか両親に結婚を認めてもらえなかった
「まだ学生の分際で子どもなんぞを作りやがって、娘の人生はどうなるんだ!!」
「あなた、ちゃんと分かってるの?こんな人と結婚したって苦労するだけよ?」
「子どもはおろせ!絶対産ませないからな!!」
何度行っても認めてもらえず父が途方にくれていたとき
「…この子には、何の罪もありません」
母は自分の親を見ていった
