「…そうだね。友達だね」
「…そう、ですよ。友達です」
一瞬橘さんは驚いた顔をした
よく見ると橘さんだけじゃなく十夜も先生も驚いてわたしを見ている
「…なに?」
「…いや、なんでも」
「白木さん…!」
十夜は戸惑ったような、先生はとても嬉しそうな顔をしている
なんなんだろ、この反応の違い…
「そろそろ帰ろっか!明日も学校だし」
「そうですね」
わたしたちは駐車場に向かった
先生が家まで送ってくれるらしい
行きと同じように座った
でも車内の空気は行きとは違った
遼のことを考えるとあまり笑顔になれなかったけど
気分は少し変わった
でも…
