ストロベリーキャンドル






ー4時間目の体育が終わったあと高木くんに話があると呼ばれ二人で人気のない場所に向かった




その場所は高木くんがわたしに告白したをした校舎裏だった




「話って?」




わたしが聞くと、




「僕から告白したからちょっと言いにくいんだけど…
別れてくれないかな、というか別れよ?」




やっぱりね、なんかそんなこと言われる感じはしてた




「あぁ、うん分かった」




わたしが何気なく答えると高木くんは少しさみしそうに




「迷惑だったよね、好きでもない人と…
でも僕は少しだけだけど付き合えて…白木さんといっぱい話せて楽しかったし、嬉しかった!」




楽しかったんだ…あれで




「ありがとね」




高木くんは笑顔でいい、去っていった