ストロベリーキャンドル






「やらなきゃでしょ〜ささ、白木さんもカップ持って!!」




わたしは渋々カップを持った




あんまりこういうの好きじゃないんだけど…




「それじゃ、試練を乗り越えた橘さんと!今回の一番の功労者の白木さんに〜…」




「「かんぱ〜いっ!!」」




カチンっとカップをぶつける




もちろんいったのは先生と橘さんの2人




わたしがいうわけない。




「もー白木さんもいわなきゃだめでしょ!」




「いや、無理ですから…」




「白木さんはいいんですよ!ちゃんと祝ってくれてますから!」




「おっ!橘さん、白木さんのこと分かってきたね〜」




「もともと憧れてた人ですから!こうやって仲良くさせてもらってなんとなく分かってきました!!」




「よかったね〜白木さん!お友達ができて♪」




「…友達じゃないですよ」




「またそんな意地張っちゃって〜大丈夫だからね、橘さん!白木さんは意地っ張りだから」




「理解してます!」




2人なんか、すごい意気投合してない?