ストロベリーキャンドル






ぽんぽんとと優しく消毒していき絆創膏を貼った




「これでもう大丈夫」




そういって消毒液などを片付けていく




橘さんはまだ話さない




さっきまでいっぱい話しかけてきていたのに…




わたしはまた正面に座った




…さて、どうしようかな。




さすがにこの沈黙は厳しい。




そう思っていたら、




「っ!!」




橘さんがわたしの制服の裾を掴んできた




「橘さん…?」




「…ありがとう、ございました。手当ても…さっき助けてくれたのも、」




橘さんの声は震えていた




「…いいよ、泣いて。」




わたしはなるべく優しい声を出した