あと少しで授業が始まるのか他のすれ違う生徒は走っている
もちろんわたしは走らない。
いつもの速度で歩いていたから気づいたのかな
小さな悲鳴にー。
それはわたしが前に呼び出されたことのある女子トイレから聞こえてきた
素通りしようとした。けど、
「白木空と一緒にいることが他の連中みたいに効くと思うなよ?!」
自分の名前が聞こえてきたから足を止めた
「調子のんじゃねーぞっ!!」
ーバタンッ
誰かが倒れた音がする
わたしはトイレの入り口に近づいた
たぶん中にいるのは橘さんと橘さんをいじめているやつら。
「白木さんもさ〜大変だよね、こんなやつに気に入られて!」
「ほんと!ほんと!!」
「いい迷惑〜」
