ストロベリーキャンドル






「…そう、ですかね」




「絶対そうだよ!廊下とかで見かけたときすごく楽しげに話してるように見えたよ」




ま、たしかに橘さんは楽しそうにうれしそうにいっぱいいろんなことを話してくる




さっきの授業はなんだった〜とか、私芸能人の〇〇が好きなんですよ〜とか。




「4時間目が彼女のクラスだったから終わったあとちょっと話聞いたら、いじめ減ったらしいよ」




へえ〜




「周りに流されてやってた子たちがやめたみたいだね」




そいつらは理由もなくなんとなくやってるやつらだったからこの作戦?が効いたのかな




「でも、やっぱり主犯格の子たちがね〜まだまだやめそうにないみたいだよ」




「ま、このくらいでやめてるならとっくの昔にいじめなんて終わってますよ」




「そうだよね〜…やめさせるのは長期戦だね。」




先生はちらっと自分の腕時計をみた




「あっ、もう次の授業始まっちゃうね。じゃ、この話はまた放課後にでも
橘さん連れてまた準備室おいでよ」




「…はい」




あの子と一緒にね…




「じゃ、またあとで」




そういって先生は理科室がある方に歩いていった